6月13日、今年で21回目を迎える飛島クリーンアップ作戦に山形県産業資源循環協会の一員として参加して参りました。昨年はコロナで中止、今年は5月に開催予定でしたが、悪天候で延期となり、昨日開催の運びとなりました。
例年200人を越す参加者でごった返すのですが、コロナ禍、今年は蜜を避けて50人での開催。そのマンパワーを補うべく、ドローン・ゴミ運搬用ロボット・アシスト付き一輪車など、ハイテク機器(ロボコン的なイメージ)が投入されました。
飛島とは、山形県酒田市から北西に39km(フェリーで75分)、海岸線の長さが10Kmほどの174人が暮らす山形県唯一の有人離島です。渡鳥の中継地としても有名でシーズンにはバードウォッチャーで賑わうとの事(およそ300種が大陸から飛来!)。
風光明媚な島には信号も無く、独特の空気感でゆったり時間が流れます。しかし、渡鳥同様、多くの海洋ゴミも着岸し、海岸には魚網やプラスチック片が山の様に覆っています。それを手作業で選別し、ゴミ袋に入れ、ロボットで運搬するという地道な作業、久々に汗だくになって頑張りました。
作業が終わり、フェリー出発の時間までカモメの鳴き声や船のエンジン音なんかを聞きながら海岸近くの芝生でひっくり返っていたのですが、これが最高に気持ちが良い。ビールでもあればもっと良いのですが、これは今度民宿に泊まった時にでもと計画中です。
日本海に沈む夕陽を眺めながらフェリーで港まで、心地よい疲労感と共に充実した日曜日を悦びました。