「ヒデキ君の机のあった場所は、すぐ分かるねー」小学校の頃の担任から冷ややかに言われていた言葉です。学校では、机を教室の後ろに全部移動して掃除をしていたのですが、給食をボロボロこぼして食べる私の机の下の汚れが特に酷いものだから、担任がいつもそう言うのでした。その後、落ち着きが無く忘れ物常習者の私の机は、教卓の隣が定位置という時期が長らく続きました。
そんな私が整理収納アドバイザー・片づけのプロなんて言って仕事をしていることを知ったら、きっとぶったまげるはず。自分でも信じられません。
これも父がゴミ処理の仕事をしていなければ、絶対に巡り合っていない世界。今ではこれほど性に合う仕事は無い、ありがたい天職と言えますが、これに気が付くまでにはかなりの年月を費やしました。
世界には、整理収納・お片づけを心から愛し、朝から晩まで考えている人たちがたくさん居ます。庄内お片づけ部の面々もそう、片づけについて語り始めると、もう終わらない。年齢とか仕事とか、住まいとかはっきり言ってぼんやりとしか分からない間柄なんですが、ずっと昔からの親友の様になれるのです。
そんな仲間が一堂に集う、整理収納アドバイザーフェスティバル2020のレポートがハウスキーピング協会発行の会報【整理収納】に掲載されていました。澤代表の「幸せになるということ」という寄稿には、整理されている事で感じる幸せや価値と、それを分かち合うことの喜びがありました。
分かち合う事で大きくなる喜び、伝えて行く事で深まる学びというものがあるのだと、改めて感じます。
そんな仲間がいて、更にそれを推進してゆく会社というものがあることがとてもありがたい。これからがもっと楽しみな、整理収納・お片づけのお仕事です。
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