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コミュニケーションをデザインする力

コミュニケーションをデザインする力
 東北芸術工科大学 佐原香織教授より「withコロナ時代におけるコミュニケーションのあり方を問い直す」と題してご講演を頂きました。佐原教授は、自動車部品メーカーで新商品の広告宣伝・ブランディングを手掛け、その中で、プロジェクトをまとめ成果を出すために必要となるコミュニケーションに注目。独立し、課題解決型客観視力を高める人材教育メソッドや、自己肯定感を育む独自のコミュニケーションツール等を開発。2015年からは、同大学の教授に着任し、講演活動も活発にされておられます。
 講演前ご挨拶に伺うと第一声が、「小林さん〜〜」と名前で呼んで頂き、一気に心を捕まれる。私以外の方にも皆に名前で接しておられる。これは意外とできないことであり、かつコミュニケーションの基本と再認識させられる。
 講演では、その場その人に適したコミュニケーションをデザインする事が大切である事を、3つのポイントで教えて頂いた。
1.リテラシー(活かす力)「道具は使いよう」であり、相手に合わせた道具の使い方(電話・メール・LINE・手紙…)が必要。世代間で電話の捉え方も全く異なることを知る。
2.グランドルール(基本的なルール・マナー)その場に最適な「運営方法」の共通概念。「正しいルール」よりも「How fun? 楽しいルール」を価値観の全く違う者達の中から生み出して行くから価値がある。「なんで分ってくれない?」→「どうやったら楽しく一緒にやれるかな?」
3.リフレーミング(捉え直し)固定観念にとらわれず、物事を多角的に観ること。リフレーミングは3つの要素に分かれ、①観察力 いろいろな角度から観る視点を持つこと。②受容力(捉える力)これは、受け止める力(評価せず事実をありのまま受け止める力)と捉える力(解釈・その価値を捉える力)からなる。③捉え直す力 肯定的関心・共感的理解を基に、未来にとっての今を生み出して行く。
 「人が場をつくり、場が人を育む」人と共に価値ある組織・プロジェクトを創る大きなヒントを頂くことができた、今回の講演会でした。佐原教授ありがとうございます。