昨年大晦日、国民的アイドルとなった【嵐】のラストライブが、Web配信されました。私の場合は妻がファンで、毎年年末に開催されるドームライブは、我が家では年中行事的な一大イベントであり、妻にとってはそれを楽しみに一年生活しているようでもありました。私も何度か付き添いでコンサート行ったのですが、凄まじかったー。
当初は全く興味が無く、早く終わらいかなーと冷めて観ていましたが、数回行くようになると、ドンドンその魅力に引き込まれ、楽しみ方が分かって来ます。色で各メンバーを表しているコト、ファンには押しがいる事、グッズは半日並んで買う、女子トイレは30分以上待たされる。そんな色々なことが新鮮で、駅からドームに行くまでも様々なドラマが繰り広げられておりました。
昨年行われるはずだった新国立競技場でのライブ(嵐フェス)を私も楽しみにしていたのですが、結局はWeb配信、そしてラストライブも配信によるものになりました。
今回Web配信に向けて、スマホとテレビを接続するアダプターを買いに行くと、売り切れとかお一人様一つと書いてある。聞けば、ジャニーズのWebライブに向けての購入者が殺到しており品薄状態との事でした。
時代が大きく変わろうとしていることを、Web配信や、そんなアダプターの事一つにも感じる事ができます。これまで経験してきたあのライブの感動が、5万人のエネルギーの集中が、今後どのようなものに変化して行くのか。ライブに限ったことではなく、私たちはその変化の真っただ中にいます。耳に残るのは「嵐!嵐!嵐!」とコールする5万人の大歓声。