秋晴れが続く山形です。稲穂の収穫はもう完全に終了しています。私が小学生だった30年前、運動会は春と秋の二回、秋はちょうど稲刈りの時期でした。先日写真の整理をしていると、その頃の写真が出てきました。徒競走で走っている姿です。そして足元は、裸足でした。今、運動会を裸足で走る小学生はいるのでしょうか。昭和50年代後半では裸足が多数派だったと思います。当時の常識は今の非常識になっている。時代って変わるものだとしみじみ感じてしまいました。
私がこのゴミ処理・整理業界に入った16年前は、ゴミステーションにゴミを捨てたことが無いというお年寄りがまだ存在していました。生ごみは肥料・その他は畑で燃やすから、というのが理由でしたが、現在では野焼きをする人は、まずありません。
様々な時代の変化、ブームがありましたが、収集される不要品を観察していると、個人消費の変化をダイレクトに感じることが出来ます。
コロナ禍、最近の不要物で多いのは、健康器具とスーツケースですね。出張が減ったとか、家にいる時間が長く、ほったらかしの健康器具を買い替えるとか、スペースを活用するとか、そういった意図があるのかもしれません。
時代の変化の真っただ中、どんな暮らしがしたいのか、暮らしのアップデートのタイミングですね。
写真は小学二年地区運動会での私(昭和59年)。