昨日10月9日のブログではカビを厄介者として取り上げました。しかし、整理やゴミ処理を行っている身からすれば、カビって言うのは愛すべき存在なんですね。今日はその理由について少し語りたいと思います。
生物界は大きくは動物・植物・微生物に分けられます。微生物はさらに真菌・細菌・原虫に分けられ、カビは真菌に分類されています。(ちなみにウイルスは生物ではなく非生物と単体で分類されています)。植物が糖やタンパク質を合成するのに対し、微生物はそれらを分解し土に戻します。つまり彼らがいなかったら、生物界は成り立たない訳です(チーズやお酒なんかが出来るのも彼らのお陰ですよね)。
この微生物・カビの働きって、華やかなサービスや商品の影で捨てられていくモノ達を、資源化したり再生させたりして行く僕らお片付けや整理・ゴミ処理の仕事に、似ているって感じませんか?。
私が環境ビジネスに飛び込んだのは2004年、そのずっと前から環境は「これからの仕事だね〜」と言われ続けて来ました。しかし実際は価格だけの価値でしか判断されない業種。いつなったら【その時】が来るのかと思っていました。それが、残念ながら地球レベルの環境変化を肌で感じられる様になり、SDGsなど経済・社会・環境の繋がりが無視できない世の中になった今からが、本当の意味での【これから】なのだと感じています。
私たちは、その想いをビジョンとして掲げています。
環境管理センターミッション
【人々に勇気と希望を与える環境をつくる】
お片付けのプロ集団アンカーズミッション
【Revive the life モノの整理を通じて 人生を蘇らせる】
これまでは受け入れがたかった、環境と希望や人生が結びつくというミッションが、これからは大きな価値となって届けられて行きます。どうぞアンカーズにご期待ください。