アンカーズでは消臭作業も行っております。汚れと違って臭いは目に見えませんから、ビフォー・アフターが分かりにくかったり、最近では、自発性異嗅症(臭いが無いのに有ると認知してしまう)刺激性異嗅症(正しく臭いを認知できない)という症状の方も増えているとの事で、よりデリケートな対応が求められています。
汚れを落とすときは、汚れの科学的な性質(酸性、アルカリ性)から、洗剤を選びます。油汚れ・ヤニ汚れだったら、酸性ですからアルカリ性の洗剤である重曹などを使います。実は臭いもこれと同様の考え方によって、消臭作業を行っています。つまり臭いとは物質なんですね。
臭いは分子レベルで考えると面白くて、(発泡スチロールをパキッと割った時の樹脂性の臭いと、杏仁豆腐の臭いが同じ臭いに感じるのは、分子レベルの構造が近いから)全く違うモノでも実は同じ臭いと認知される場合があるのです。
アンカーズでは、日々の研究も怠りませんが、国内最強と言われるオゾン脱臭装置を使用したオゾンショックトリートメント法(OST法)を採用し、様々な臭いのお困り事案に対応しております。
写真は臭いサンプルの小瓶、このサンプルで日々トレーニングも怠りません。(サンプルに加齢臭があるのが憎い!)