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412/1000 正月っていいね 

412/1000 正月っていいね 
 令和7年あけましておめでとうございます。わたくし、本日は帰省してきた娘らとイオンに行ってブラブラして初詣に行って屋台のジャガバターを買って来たところです。
 それでこれからやることは、コーヒーと母の手製の水羊羹を傍に置いてですね、ズバリひっくり返って読書です。これは地味なんですがお金もかからずイライラすることもなく、いやー最高です。何を読むかというとこれも昨年からの積読で「カラマーゾフの兄弟」です。何故正月にあの無駄に長い暗い気持ちになりそうな呪文のような登場人物が出てくる本と格闘するのかと思われるでしょう。それが手にしているのは「頭木弘樹編訳のミステリーカット版」なんですね。だから一冊で完結の260ページなんです。
 息子から勧められて手にしたのですが、頭木さんのミステリー版を作るに至った背景なんかも面白かったのですが、まず普通はミステリーとして読むということがまずないと思いますし、登場人物の呼び名が馴染みがないロシア名で原文だと呼ばれ方が同一人物でも場面毎で違っていたりして、ミステリーの前段で普通の人はサジを投げてしまう。これまでの日本語訳の中には栞に登場人物の名前と説明が〇〇〇〇(犯人)のように書いてあり、読む前から犯人が分かってしまう版もあったそうです。それでも面白いのが「カラマーゾフの兄弟」と頭木さんはおっしゃいます。
 半分ぐらい読みましたが、これは本当に面白い。誰が犯人なんだろう、今のところ登場人物の誰にも感情移入はできないのだけれど、誰が嘘をついているのかというような所は、あの大どんでん返し映画「ユージュアル・サクツペクス」のような佇まいです。
 水羊羹も旨いし、あ〜正月っていいね!