本日は、娘の部活動のイベントで朝から夜まで拘束されておりました。こういったことが一つひとつ終わるたび、寂しいようなでも晴々しい気持ちになって行きます。何かを手放したり、完了させて行くことに大きな喜びを感じることが多いのですが、私だけでしょうか。
心理学には「ツァイガルニック効果」という現象があり「未完了の課題や中断された作業は、完了・完結した場合よりも記憶に残りやすい」というモノなのだそうです。これはモノから空間を占領されてしまった部屋のように、散らかった心の中が活動を抑制させたり制限させたりしてしまうことを意味します。
だから何かを手放したり、完了させるということは新しい何かを掴む準備ができたことを意味し、だから嬉しいと感じることも変なことではないのかもしれません。それで心の中の状態が部屋に投影されたり、部屋の状況が心に投影されたりということはよくあることで、心の状態という見えないモノもその部屋の状態で計ることができるとも思うのです。
さあ今年もあと1ヶ月半、お部屋も心もしっかりと後始末をつけて、いい年を迎えようじゃないですか。